本学教員の一連の研究が空気調和・衛生工学会賞論文賞を受賞

 本学教員の一連の研究が
令和6年度 第63回空気調和・衛生工学会賞論文賞を受賞
-建築環境システム学科-
 本学システム科学技術学部建築環境システム学科の竹内仁哉助教がこれまでに取り組まれた一連の研究が、令和6年度 63回空気調和・衛生工学会賞論文賞を受賞されました。

「空気循環系における動的定常濃度を用いた換気効率測定法の開発」は、第1報では動的定常濃度の概念および漏気による影響の検討、第2報では空気齢測定の適切なデータ収集に関する検討、第3報では動的定常濃度を用いた空気齢分布の測定手順および実験的検証、という三報の論文から構成されています。
コロナ禍を経て室内空気質への関心が高まっている中、空気清浄機や家庭用エアコンなどが稼働する室内空気質の状況を調べる実務的ニーズが存在している。一連の研究成果は、新たな換気効率測定法の測定理論を構築し、実空間への適用性を考慮した実験的検証による学術性・実用性の両面において価値が高いと評価されるとともに、実際の室内における換気効率評価や室内空気質の管理に大いに寄与するものと考えられ、第63回空気調和・衛生工学会賞論文賞を受賞されました。


なお、表彰式は、2025515()に明治記念館で開催される予定です。

※空気調和・衛生工学会のページ(令和6年度(2024年度)受賞業績)をご覧ください
https://www.shasej.org/award/award2025/houkoku/2025ronbun.pdf