【踊餡亭】本学学生が開発した「射貫もなか」、絶賛販売中!
メンバーは、秋田に食べ歩きできるご当地商品が少ないことに着目するとともに、和菓子店が減少し製あん業者の新規取引先を確保することが困難になっている現状を踏まえ商品化を決意して、本学の地域連携・研究センターの支援を得ながら約半年かけて商品を開発しました。射貫もなかの餡子は一般的なものより糖度を抑えていて、小豆の香り高い風味と皮のパリパリ食感が特徴で、一口サイズのもなか3~5個を串に刺し、七輪であぶって提供しています。
代表の竹内さんは、「こめらむねの製造を始めた当初から秋田を訪れる人へのおもてなしや秋田のPRを意識してきました。観光地での食べ物の味は記憶に残りやすいので、秋田の観光地では秋田の食材・商品を是非食べてほしいです。本商品は、昔ながらの職人技を持つ地元の皆さんの技術を生かした商品です。職人さんたちの想いもお客様にに伝えていきたいです。これまで毎週のようにイベントなどに出店した甲斐もありリピーターの方も数多くいらっしゃいます。知名度をあげられるように一層頑張ります。「こめらむね」も引き続きよろしくお願いします!」と意気込みを語ってくれました。
商品価格は、もなかが三ツ射貫で350円、四ツ射貫450円、五ツ射貫500円です。
お汁粉も試行的に販売中です。是非、ご賞味ください!
2/15、秋田駅前広場で開催された「さんど市」での販売風景
お昼時は行列
竹内大さんと萩原七佳さん
小豆の香り高い風味と皮のパリパリ食感が特徴
あんこは甘さ控えめ
串に刺す最中の数で価格帯を設定
将来は県内に店舗を持つことを目指す!
阿吽の呼吸で手際よく作業を進める~
パリパリ食感が楽しい射貫もなかに加え、お汁粉も試行中
秋田県立大学公式X
【過去の掲載】「こめらむね」も絶賛販売中~!
昨年、能代市産の秋田杉と鹿角市産のイチゴをそれぞれ使った新商品を新たに開発しました。竹内さん:「秋田を愛する気持ちが僕たちの活動の原動力!こめらむねもよろしくお願いします」『秋田杉の味』
秋田杉は能代市産で、従来のリンゴ味のラムネに秋田杉の微粒粉を配合しました。ふすまや障子の製造過程で出る端材を煮沸消毒し、乾燥した後に、木材高度加工研究所の栗本 康司教授[専門:木材化学加工]の研究技術により、特殊な機械できめ細かな粉状に加工しています。米粉は三種町の岩川水系米を使用し、混ぜ込む粉の量をうまく調整し、杉の爽やかな香りと口溶けの良さを両立させることに成功しました。
『秋田杉の味』パッケージデザイン
秋田杉の微粒粉
木を細かく粉砕する機械
(技術協力)栗本 康司 教授
『いちごの味』
イチゴは鹿角市産を使用しています。製造段階では、ドライフルーツやナッツを製造販売する木能実さん(能代市)のご協力をいただき、イチゴの果汁のみを用い、人工香料では出せない、果物本来の甘い風味・香りを表現することに成功しました。メンバーは、様々な果物で試作を重ねましたが、最終的には色合いや風味が出やすいイチゴを選びました。また、パッケージに使用しているイラストは、秋田公立美術大学の学生さんが描いたもので、本商品は、秋田公立美術大学生のとのコラボ商品になっています。
秋田公立美術大学の学生さんがデザイン!!
鹿角市の兎澤さんが栽培したイチゴを採用