【いつでも青春キャンパス】知らない世界に驚き、大潟キャンパスでリンゴの摘果

 生物資源科学部生物生産科学科2年次では、約10種類の作物を播種から収穫までを学生自身が行い生産から消費までの一連の過程を学ぶ、生物生産科学実習が行われています。

 5月に入学したシニア大学生・二期生15人のうち8人が実習に参加しており、この日は秋田キャンパス実験圃場でトマトやジャガイモなどの栽培管理の実習後、大潟キャンパスのアグリイノベーション教育研究センターに移動して、リンゴの摘果の実習に取り組みました。

「残す果実は絶対に触らないように」、「今咲いている花は全部摘み取って」、「脚立から落ちるなよ~」。指導教員の生物生産科学科の櫻井健二教授[専門:園芸育種学]のアドバイスを聞きながら、シニア大学生は、摘果の目的をしっかり理解して、もったいなさそうにしながらも、秋に大きなリンゴが収穫できるよう、約1時間かけて丁寧に作業を進めました。

 「こんなに小さな実がたくさんなっているとは思わなかった」、「農家さんは手作業で手間のかかることをしているんだな」、「学生さんは手際がいいな~」。やってみなければ分からない世界に、シニア学生も、思い思いに感想を述べていました。

 今日は天気にも恵まれ、絶好の実習日和でした!真っ赤な美味しいリンゴに成長して、秋の収穫できる日が楽しみです。

【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。